マツダスタジアムへ行くと、試合だけでなく、ファンが着ているユニフォームを見るのもかなり面白い。
「今年はこの選手のユニフォームが増えたな」
「二軍にいる時期でも、この選手のユニフォームはやっぱり多いな」
「思っていた以上に若手のユニフォームを着ている人がいるな」
球場を歩いていると、そんなことを感じることがある。
そこで今回は、2026年8月時点でマツダスタジアムを訪れた際、個人的によく見かけたカープのユニフォームをTier形式で分類してみたい。
ただし、これは人数を一人ずつ数えたランキングではない。
選手の人気ランキングでも、ユニフォームの販売数ランキングでもなく、あくまで現地観戦で「このユニフォームよく見るな」と感じた体感メモである。
観戦した日、座席、歩いた場所、一軍メンバー、対戦カードによって印象はかなり変わるはずだ。
名前が出てこない選手が人気ないという意味でもないし、C Tierだから下という意味でもない。
2026年8月のマツダスタジアムで見えた、一つの球場風景として楽しんでもらえたらうれしい。
2026年8月版・カープユニフォームTier表
| Tier | 体感 | 選手・名前 |
|---|---|---|
| S | 球場を歩くと本当によく見る | 佐々木泰、勝田成、新井貴浩、菊池涼介、スラィリー |
| A | 何度も見かける | 栗林良吏、森下暢仁、大瀬良大地、中﨑翔太、坂倉将吾、會澤翼、二俣翔一、田村俊介、秋山翔吾、名原典彦、堂林翔太 |
| B | 歩いていると普通に見つかる | ファビアン、モンテロ、野間峻祥、中村奨成、大盛穂、益田武尚 |
| C | ちょこちょこ見かける | 久保修、平川蓮、矢野雅哉、小園海斗、西川篤夢、鈴木健矢 |
繰り返しになるが、これはあくまで自分の現地観戦での体感である。
どの選手のユニフォームにも、その選手を応援してきた時間や思い入れがある。
S Tier|球場を歩いていると本当によく見る
佐々木泰
2026年になって一気に増えた印象があるのが佐々木泰。
しかも特定の年代だけではない。
若い男性、女性、年配のファンまで、幅広い層が着ているのを見かける。
まだプロ入りからそれほど年月が経っていない選手でありながら、すでにマツダスタジアムではかなり存在感のあるユニフォームになっている。
もちろん、観戦した時期に一軍で戦っていたことも大きいと思う。
試合に出れば当然その選手へ注目が集まるし、「新しくユニフォームを買うなら、今期待している若手にしたい」という人も多いはずだ。
それを考えても、佐々木ユニの多さはかなり印象的だった。
今後カープの中心打者になれば、さらに増えていきそうだ。
勝田成
佐々木と並んで非常によく見かけたのが勝田成。
こちらも年齢や性別を問わず、幅広いファンが着ている印象だった。
若手選手のユニフォームというと、将来性を買って早い段階から着るコアなファンのイメージもある。
ただ、勝田の場合はそれを超えて、すでにかなり幅広いファンに浸透しているように感じた。
佐々木と勝田。
2026年8月の球場でユニフォームだけを見ていると、この二人への期待の大きさはかなり伝わってくる。
新井貴浩
現役選手ではないのに、とにかく強い。
新井貴浩は別格と言ってもいいかもしれない。
しかも面白いのが、同じ「新井ユニ」でも一種類ではないこと。
昔のユニフォームから比較的新しいものまで、いろいろな時代の新井ユニを見かける。
長くカープを応援している人は、昔のユニフォームをそのまま着ている。
一方で、監督になってから新井を好きになった世代もいる。
一人の名前から、ファンそれぞれのカープ歴が見える。
これは現役の若手選手にはまだ出せない面白さだと思う。
菊池涼介
菊池涼介も新井と同じく非常に幅が広い。
現在のユニフォームだけではなく、一つ前、さらにその前と、長年応援してきたことが分かるユニフォームも見かける。
長く一軍で活躍している選手だからこそ生まれる光景だ。
新しくユニフォームを買うファンもいれば、
「この菊池ユニをずっと着ているんだろうな」
と感じるファンもいる。
球場全体を見ると、改めて菊池が長年カープを代表する選手の一人であり続けてきたことを感じる。
スラィリー
選手ではないが、スラィリーもS Tierに入れたい。
これも本当によく見る。
しかも新井や菊池と同じように、ユニフォームの種類がかなり幅広い。
選手の場合は移籍や引退がある。
その点、スラィリーはいつの時代もスラィリー。
選手ユニフォームとは少し違った意味で、長く着続けられるカープユニなのかもしれない。
球場で見かける数を考えると、普通に人気選手と戦えるレベルだと思う。
A Tier|球場にいれば普通に何度も見かける
A Tierにしたのは、栗林良吏、森下暢仁、大瀬良大地、中﨑翔太、坂倉将吾、會澤翼、二俣翔一、田村俊介、秋山翔吾、名原典彦、堂林翔太。
このあたりもかなり多い。
栗林、森下、大瀬良といった投手陣は安定して見かける印象がある。
坂倉も主力として定着しているだけあって多い。
一方で面白かったのが、必ずしも現在一軍にいる選手だけが多いわけではないことだ。
二軍調整中でも多かった堂林翔太
特に印象に残ったのが堂林翔太。
観戦した時期に一軍メンバーから外れていても、球場では普通に堂林ユニを見かけた。
これはやっぱり人気がすごい。
一軍で今まさに活躍している選手のユニフォームが増えるのは分かる。
でも、選手本人がその日一軍にいなくても着てくる。
そこには単純な現在の成績だけではない、
「自分はこの選手を応援している」
というファンの気持ちが出ているように感じる。
長年カープに在籍していることもあり、過去のユニフォームを着ているファンもいる。
一軍にいる、いないに関係なく球場で名前を見かける。
堂林の人気の強さを改めて感じた。
中﨑翔太・會澤翼にも感じるベテランの強さ
中﨑翔太と會澤翼も同じ。
観戦した時期に一軍から外れていても、ユニフォームは見かける。
やっぱりベテランは強い。
長く一軍で活躍してきた選手には、その時の調子や一軍登録とは関係なく応援し続けているファンがいる。
中﨑であれば三連覇時代を知っているファン。
會澤も長年捕手としてカープを支えてきた。
そう考えると、ユニフォームには現在の人気だけではなく、その選手が積み重ねてきた時間も表れるのだと思う。
今回ユニフォームを見ていて、一番面白いと感じた部分かもしれない。
名原典彦が意外と多い
個人的に「思っていた以上に見るな」と感じたのが名原典彦。
全国的な知名度だけで考えれば、森下や栗林と同じタイプではない。
それでもマツダスタジアムでは結構見かける。
こういう選手が入ってくるのも、実際に球場で見た体感Tierならではだ。
テレビでの露出や一軍実績だけでは分からない「現地で応援されている選手」が見えてくる。
B Tier|S・Aほどではないが、思っている以上にいる
B Tierはファビアン、モンテロ、野間峻祥、中村奨成、大盛穂、益田武尚。
球場中に大量にいるというほどではない。
でも歩いていれば普通に見つかる。
ファビアンやモンテロといった外国人選手のユニフォームもしっかり見るし、野間や大盛といった長くカープにいる外野手のユニフォームも根強い。
その中でも個人的に注目したいのが益田武尚だ。
益田武尚は状況を考えるとかなり多い
益田はB Tierにした。
ただ、これは個人的にはかなり高い体感評価である。
森下や栗林、大瀬良ほど一軍実績を積み上げている投手ではない。
それでも球場へ行くと、思っている以上に26番のユニフォームを見かける。
これは結構すごいと思う。
理由はいくつかありそうだ。
まず、ユニフォーム姿が似合う。
これはユニフォームを選ぶうえで普通に強い。
ただ、それだけではなく、益田が持っている投手としてのポテンシャルを買っているファンも多いのではないか。
150km/hを超えるストレートを投げられ、一軍で戦力になれる力を期待させる。
「今すごい選手だから着る」というより、
「これからもっとやってくれると思っているから着る」
タイプのユニフォームなのかもしれない。
個人的にも応援している選手なので、球場で益田ユニを見つけるとうれしくなる。
C Tier|ちょこちょこ見かける選手たち
C Tierは久保修、平川蓮、矢野雅哉、小園海斗、西川篤夢、鈴木健矢。
もちろんCだから人気がないという意味では全くない。
今回の観戦での体感として、SからBと比べると目に入る回数が少なかったというだけだ。
特にその典型が平川蓮だと思う。
平川蓮が少なかったのは二軍調整中だった影響も?
平川は今後人気が出ても不思議ではない選手だと思っている。
ただ、今回の8月の観戦ではそれほど多く見かけなかった。
観戦した時期に一軍から離れていた影響はありそうだ。
佐々木や勝田はちょうど一軍にいて、試合を見に来たファンの目に触れる機会も多い。
一方で平川は、その時期に一軍から離れている。
もし一軍でスタメン出場を続けていた時期に同じように見ていたら、結果は全く違ったかもしれない。
だからこのTier表は、選手そのものの人気だけではなく、「2026年8月に誰が一軍で戦っていたか」もかなり反映されていると思う。
小園海斗がCだったのは自分でも意外
逆に少し意外だったのが小園海斗。
知名度や実績を考えると、もっと大量にいてもおかしくない。
それでも今回、自分の視界に入った範囲ではそれほど多くなかった。
これこそ体感Tierの面白いところだ。
違う試合で見ればAになるかもしれないし、座る場所が変われば印象も変わる。
「いや、小園ユニめちゃくちゃいるぞ」
と思う人も普通にいるはず。
ぜひ他の人が球場で感じている印象も聞いてみたい。
一軍にいるとユニフォームは増える。でも、それだけではない
今回まとめてみて感じたのは、やはり一軍帯同の影響は大きそうだということ。
その日の試合に出る選手。
テレビ中継でよく見る選手。
球場で名前がコールされる選手。
そうした選手のユニフォームが自然と増えるのは当然なのだと思う。
ただ、それだけでは説明できないのが面白い。
堂林翔太、中﨑翔太、會澤翼。
一軍にいなくてもユニフォームを着ている人が普通にいる。
長年カープで戦ってきたベテランには、現在の起用とは関係なく応援するファンがいる。
そして益田のように、一軍実績がまだ圧倒的に多いわけではなくても、将来性を感じてユニフォームを選ばれている選手もいる。
ユニフォームを見れば、その時のカープファンが誰に期待し、誰を長く応援してきたのかが少し見える。
試合とは全く関係ないようで、これも球場観戦の面白さの一つだと思う。
番外編|現役カープ選手以外で見かけたユニフォーム
ここまでは現役カープ選手のユニフォームを中心に見てきた。
ただ、マツダスタジアムで見ていて面白いのは、それだけではない。
カープOB・元所属選手のユニフォーム
実際に球場で見かけたのは、前田健太、鈴木誠也、黒田博樹、西川龍馬あたりのユニフォームだった。
現在はカープに在籍していなくても、当時のユニフォームを着続けているファンはいる。
特に黒田博樹や鈴木誠也のように、長くファンの記憶に残っている選手のユニフォームは、今のマツダスタジアムでもやはり目に入る。
西川龍馬についても、移籍後でもカープ時代のユニフォームを着ている人を見かけた。
ユニフォームを見ると、その人がどの時代のカープを見てきたのか、どの選手を応援してきたのかが少し見える気がして面白い。
カープとは関係ないユニフォームも見かけた
さらに、カープとは直接関係ないユニフォームもあった。
マツダスタジアムでロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平ユニフォームを見かけると、やはりかなり目立つ。
大谷ほどの存在になると、野球観戦へ着ていくユニフォームとして選ばれるのも分かる。
個人的に一番「そう来たか」と思ったのは、月足天音の名前が入ったベースボールシャツだった。
球場で見慣れないベースボールシャツを着ている人を見かけて、
「こんな選手いたかな?」
と思って背中の名前を確認したら、まさかの月足天音。
カープの選手ではなく、アイドルグッズのベースボールシャツだった。
FRUITS ZIPPERのメンバーとして知られる月足天音の名前が、マツダスタジアムの客席で目に入るとは思わなかった。
もちろん、何を着て観戦するかはその人の自由だ。
カープユニフォームだけでなく、好きな選手、好きなチーム、好きな人のベースボールシャツまで混ざっているのも、現地観戦の面白さだと思う。
2027年にやったらTier表はかなり変わっていそう
今回のTier表は2026年8月版。
一年後に同じことをやったら、おそらくかなり変わっている。
佐々木、勝田がさらに増えているかもしれない。
今はCにいる若手が一気にSまで上がっているかもしれない。
新しく入団した選手のユニフォームが一気に増えている可能性もある。
一方で新井、菊池、堂林のような長年愛されている名前は、数年経っても普通に球場で見かける気がする。
今回は細かく人数を数えず、自分が球場で感じた印象だけで分類してみた。
だから他のカープファンが同じTier表を作れば、全く違う結果になると思う。
「この選手はもっと見る」
「このユニフォーム、実は結構レア」
「自分はずっとこの選手を着ている」
そんな違いも含めて面白い。
次にマツダスタジアムへ行く時は、試合だけではなく、周りのユニフォームにも少し注目してみてほしい。
現役選手だけでなく、カープOB、移籍した選手、MLB選手、さらにはアイドルのベースボールシャツまで、球場では本当にいろいろなユニフォームを見ることができる。
ユニフォームを眺めているだけでも、その人の推しやファン歴が少し見えてくるところが、マツダスタジアム観戦の面白さだと思う。
意外と、その時のカープの勢力図や、ファンの思い入れが見えてくるかもしれない。



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